竹炭焼き part1


久住町内のWさんから「竹炭を焼きます」
という連絡があり行ってきました。
準備から焼き上がりまで述べ3日かかるということで梅雨時のお天気の
良さそうな日を選んでスタート。
 Wさんは『退職後は生まれ故郷で』とのことで埼玉からUターン、
なんと47年ぶりの田舎暮らしです。
近くの竹林の再生を願い竹炭焼きを
始められました。
ネットで自分で使えそうな窯を探し
やっと見つけ購入したそうです。 

7月1日午後3時
Wさん宅の広い庭の一角。
午前中は良いお天気だったのにだんだん雲行きが怪しくなってきました。
雨に降られると困るので雨除けにテントを広げています。

まずは窯の設置。
1,1m×1,1m、高さは約50センチ
容量600L、ステンレス製です。




ちなみにドラム缶は鉄製なので何度か使うともう使えなくなるとのこと。
窯の中、隙間があった方が燃えやすいとのことで下に2本竹をしいています。
長さをそろえて側面にも同じように2本。
 


この中に竹を入れていきます。 長さ約1メートル。竹は切ってから2週間以上おいて 充分乾燥させてから使います。 乾燥させずに焼くと時間がかかるとのことですが今は梅雨時、なのでいつもより時間がかかるかもしれないとのことでした。

この車に積んである竹が全部窯の中に納まり
もう少し入るとのことで追加で 納屋から持ってきて
入れられてました。 
入れ終わったら蓋をして蓋がはずれないように何か所かピンでとめて隙間を埋めるために土をかぶせていきます。 

 



これは煙が煙突口以外から出るのを防ぐため。万一雨が降った時のためにシートも被せてこの日はこれで終了。

翌7月2日朝7時。快晴
シートをはずし、焚口に作り置きの竹炭を入れて新聞紙も入れて火をつけました。
竹炭は木炭より火がつくのが早いのでバーベキューするときはおすすめですよ。 

始めは煙突口も閉めた状態でうちわであおいで強制的に火を送り込みます。
しばらく経ったのちに煙突口を開け、充分煙が出だしたら竹が自分で燃えていくのであおぐ必要はなくなります。
後はこのまま、やることといえば時々煙の温度を測るくらい。 


煙の温度が80℃くらいになったら煙突をつけて竹酢液を取る準備。煙が煙突を通っていき、冷えて戻ってきた水滴が竹酢液です。
下にタールがたまり、真ん中に竹酢液、そして上には水分と3層になるとのこと。
もちろん採取するのは真ん中の液。
竹酢液が取れた後は夕方までこのままの状態です。


夕方6時。作業再開。
とその前に朝はとても晴れていたのに午後から急な雨。
まとめて結構降りました。
竹酢液をためていたペットボトルにも雨が入り込み
どのくらいとれたかは今回わからず終い。 


煙の温度が200℃くらいになって煙が透明になってきたら炭化もそろそろ終わり。
竹炭の質を高めるために中に残っているガスを燃やします。
炭化中、閉じていたところの土を2か所ほど退けて空気を送り込みます。
Wさんと奥様両側からうちわであおぐこと40分ほど。
煙がどんどん出始めました。
竹がよく乾燥して中もよく焼けているときは10分ほどで終わるそうですが、
今日は今までで一番長く時間がかかったとのこと、雨よく降りますもんね。
ご苦労様です。ようやく炎が上がり始めました。灰の中に含まれる不純物がこの工程で完全に燃え尽きることにより質の良い竹炭になります。
(この作業のことを精錬といいます)


燃え尽きて煙がなくなったら煙突も焚口もすべて土で覆って空気をシャットアウト。
このまま消火・自然冷却をします。
今日はこれで終了。いよいよ明日は取り出しです。
続きはまた明日。

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