百聞は一見に如かず。地域医療の現状


大分大学医学部では毎年、様々な医療の現場を実感
してもらうことを主眼に研修を実施中。
今回も高齢化や過疎化のすすむ地域医療の実態を肌で感じてもらうため
約一週間の日程で計画をすすめられています。そのなかの研修のうち
第一線である
久住加藤医院でのレクチャーの様子をご紹介 する機会に恵まれました。
 
院内の様子を説明される林下院長。高齢者の多い地域に必要な啓蒙活動。

ふだんは体験できない診療風景を大学の5年生の方2名と
(患者さんも快諾されてこの画像が紹介できました。地域との信頼関係のなせるわざですね)
観光地であるくじゅう高原を控える標高550メートルの町の中心部にあるため、
連休後の疲労を訴えたり、連休中の農繁期で無理をされる高齢農業者などで大忙し。
院長が一人という気の抜けない状況が伝わります。


診療の合間をぬっての医院の運営状況や地方の特殊性のお話など。
意外と知られていない、久住地域の温泉施設の多さなど地の利を生かした
高齢者向け予防医療のアドバイスのお話などもあり、多様性の求められることを実感
してもらえたかも。
とくに、高齢の患者さんの症状は合併症など外科、内科などの専門領域を超えることが多く、
ほかの医療機関との連携の必要性、地域サポート体制との協調の大切さなど意見交換が行
われた有意義な時間となりました。

 

 

医院長曰く、一言で言うと
高齢化のすすむ、限界集落を抱える過疎の町、しかし、
風光明媚なこの土地を存分に味わいながら、ここに暮らす人々と共に
世界一幸せな場所にすること。

例えるとするなら幸福度100%と言われる山岳国家ブータンになぞらえて
AKB(オール・クジュウ・ブータン)化計画(笑)として地方医療の可能性を
模索されている。そんな元気ある地域にしたいという思いが伝わります。

正に蛇足?
地域ならでは?耕作地などでマムシ(大分ではまへび)に咬まれる事件はここの日常。
という話題 のなかで、待合室用に注意を喚起するポスターの製作まで院内にて。
マックというのは現代的かつ現実的です。
久住らしい光景のひとつでした。 

 

 

 

 

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